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想いを口にする事は

こんばんは、卯月螢です。
自分の感覚と向き合いながら、絵や詩や文章を制作しています。

今日は勤務中に泣きました。
人前ではないですが、感覚的には悔し泣きだと思います。
流れで介護の話になりまして、もう数年過ぎているので大丈夫かもと自宅での介護の話を人にしました。
その人と別れた後に喉がキュッと絞られた感覚になり、涙が止まらなくなりました。
詳しい内容については書きません。
ただ自宅介護や介護に携わっている人の中には、自分の限界を知り家族である自分に対して不甲斐なさを憶え、悲しさと悔しさと申し訳なさで、立っている事も出来なくなる時間を過ごした人は少なくないと思います。

「悲しい時は泣いた方が良い」とよく聞きますが、この想いは泣いてよいものか過去を振り返って自分に問う事が良くあります。
「悲しい」とは違う「悔しい」に近いが少し違和感がある
そんな涙は出して良いものか・・良く思います。

不意に毎朝見ているメルマガの一説が頭に浮かびました。

しばらく話していないと声がうまく出ないように自分の想いを口にしないとうまく言葉が出てこない

この一文に思い当たることが溢れてきました。
気質の事で理解されないかった事をきっかけに、素直に感情を出す事や自分の気持ちを言葉にして人に伝える事を諦める日々。
他人に言葉にして伝える代わりに、絵や詩や文章のなかで吐露するようになり、自分はそれでいいと自分の想いを口にしてこなかったので、自分の涙がどういうモノか分からなくなってしまったのではないかと・・

昨日のメルマガを読んで
泣いて良いのかな・・
良く分からないけれど泣きたかったら泣いておこうと、自分の感情に素直になってみようと、自分に言ってあげられるようになりたいなと思いました。

最近、自分の作品が去年と少しずつ変わってるように感じています。
素直に癒される絵や詩や文章を制作するのは天邪鬼な性格です。
例えるなら蓮の花の様な作品が出来ればと思います。
美しいモノ、綺麗なもの、癒される出来事の裏には、それに相反する陰りがある。そんな作品を作れたら、届けられたらと思います。
この変化が、自分の気持ちを素直に感じているのか分かりませんが。

今の正直な気持ちです。

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